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お知らせ

沖永良部島における広報活動(2)

沖永良部島における広報活動(2)

                                                              鹿児島公証人合同役場
公証人 石原吉廣

 平成30年6月に引き続き、同年12月12日及び13日の両日、鹿児島県沖永良部島にある知名町及び和泊町において、広報活動を実施したので、その状況を報告します。

 

第1.準備段階

 1 当職は、9月13日、知名町役場及び和泊町役場に電話をし、6月に引き続き、12月も鹿児島地方法務局が行う派遣登記所の開催に合わせて公証業務の無料相談会をすることになったので、会場の確保・使用方、町広報誌・防災無線放送による町民に対する無料相談会開催の事前広報の実施方を依頼したところ、両町とも当職の依頼を了承した。

 

 2 離島広報活動の事務局となる名瀬公証役場公証人宮平進は、10月1日付けで、知名町長及び和泊町長に対し、「『公証人による遺言等相談会』開催の広報活動について(依頼)」と題する書面を発出し、相談会の確保、町広報誌及び町内放送等での広報を依頼した。

 

第2. 相談会開催状況

 1 知名町役場における相談会(12月12日)

 午後3時から午後5時まで実施し、この間、2名が相談に訪れた。その相談内容は、遺言等に関するものであった。

  

 

2 和泊町役場における相談会(12月13日)

  午後9時から午後零時まで実施した。
  相談者は、町防災無線による広報で相談会を知り相談に訪れた1名のみであった。
  その相談内容は、死後委任事務、尊厳死宣言及び遺言に関するものであった。


第3. 関連事項

1 公証証書の作成について

 本年6月に知名町及び和泊町で実施した相談会における相談者1名、同相談会時に実施した講演会の参加者から今回の相談会開催を聞いた者2名の合計3名から、今回相談会時に遺言を作成したいとの依頼を受け、和泊町役場での相談会会場において、遺言公正証書3通を作成した。

 なお、証人を務めた社会福祉士の肩書を持つ者から、「仕事柄、残された家族のために遺言を作成させておいた方が良いと思われる町民を知っている。今後も、定期的に相談会が開催されるのであれば、相談に来させたい。定期的な相談会を開催してほしい。」旨の要望を受けた。

 2 その他

 今回相談会は、公証人1名、書記2名の合計3名を派遣して実施した。

 相談会実施時の会場及びその周辺における町当局(担当部署・総務課)による広報状況は、掲載写真のとおりである。

 



                    

以 上